歯周病と妊娠|文京区の子宮がん検診・治療が受けられる産婦人科

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スタッフブログ 🦷歯周病と妊娠🦷

今回は歯周病のお話です🪥

つい最近 歯周病が特集された番組を見て怖くなりました。

近年、歯周病が全身のさまざまな疾患に関与していることがわかってきました。

これは歯周病による炎症が血流を介して全身に波及するために起こるとされています。

一見 産婦人科で歯周病は関係ないかと思われがちですが、妊娠中の歯周病はかなり要注意なのです。

妊娠により女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、特にエストロゲンというホルモンは、歯周病原細菌の増殖を促し、また、歯肉を形作る細胞を標的にすると言われているそうです。

プロゲステロンというホルモンも妊娠性歯肉炎を起こりやすくさせるといわれています。(妊娠中期〜後期)

プラークが残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度で済むといわれているため、妊娠中は特に気をつけてプラークコントラールが必要です。

妊婦さんが歯周病に罹患している場合、低出生体重児および早産のリスクかなり高くなることが指摘されています。そのリスクはタバコやアルコール 高齢出産などよりもはるかに高いと言われています。

妊娠中はとくに歯周病予防を行いましょう🦷

NPO法人日本臨床歯周病学会のこちらの記事も是非読んでみてください☟

http://www.jacp.net/pdf/leaflet/leaflet_04.pdf

 

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